今回は、概念モデリングの練習をこちらのブログに記載していこうと思います。
テーマとしては、「本」に関してです。
そもそも、概念モデリングとは「本」というものが何から構成されているのか、またどのような拡張性をはらんでいるのか確認したり、チーム全体で指している言葉と中身が同一かどうかの確認をするのに有効的です。
では、さっそくモデリングしてみましょう。
①中心となる言葉を探す
モデリングの最初は、このテーマの中心となる言葉を探します(最初は適当で良いです。あとからゴリゴリ変更していきましょう。)
中心の言葉って何?ってなると思います。例えば、ECサイトでいうと「購入」、テレビだと「放送」などモデリングする言葉の目的を探します。
今回は、テーマが「本」なので、中心となる言葉は「本」とします。
②中心の言葉から、この言葉の構成要素を探していく
中心となる言葉がとりあえず決まったので、次はこの言葉がどのような構成要素から成り立っているのか考えていきましょう。
私が考えたことを書いてみます。
本は、紙と文章と作家からなるよな~。あっでも、背表紙ともかあるから包装?(言葉違うかもしれないけど、とりあえず。。)も必要かな。。
いやまってよ、最近電子書籍とかもあるから「本」の構成要素は紙は間違ってるな。
ということは、読む媒体というカテゴリーを設けてみよう。
ここまででできたモデリングがこちらです。
③ひたすら構成要素を見つけていく
ひとまず、中心の「本」という言葉に関しては構成要素を書き出してみました。
ただ、今回新たに増えた単語があると思います(作家、放送、読む媒体、文章など)
これに関しても、どのような構成要素からなっているのか考えていきましょう。
また、「本」の構成要素がこれだけか考えていきましょう。
文章というのは何からできているのかな?作家が考えるものだけど編集者からの推敲とかもあるはずだよね。。ということは「編集者」という概念を追加しよう。編集者と文章を紐づけるのは、違う気がするから、編集者と本を紐づけてみよう。
このような形で思いついたままに、言葉を出してみてそれがどこと紐づくのか書いていきます。
これで一応本という概念モデリングは一旦終了にします。
本来、システム設計の場合は、端にある単語がその場にいる全員で共通認識になっていれば終了になります。この場合だと「文章」は全員共通の認識になっていそうな気がしますね。
まとめ
今回は概念モデリングをおこなってみました。
本来はこの後まだまだ作業はあって、今は単語の概念を広げていく作業をしましたが、最終的にはこれをまとめていって完成となります。
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